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[書籍紹介]賃料(地代・家賃)評価の実際

更新日:

大手鑑定事務所や都市部にいないとなかなか案件に出会わない賃料評価ですが、依頼の話しがあると評価経験が少ないこともあり、どぎまぎしてしまうものです。

賃料評価の理論書は数あれど、実務的に役にたつ書籍となるとなかなか少ないものです。今回は実務に役立つ賃料評価の書籍を紹介したいと思います。

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書籍

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不動産鑑定士のブログでも紹介した田原拓治氏の書いた書籍です。清文社から発行された"賃料<家賃>評価の実際"の実質上の続編にあたる本であり、家賃だけではなく地代についても言及されています。

前作はこちら2016-03-08_12h39_47

著者略歴

田原拓治

岐阜県生まれ。金沢大学法学部法学科卒業。田原年鑑定株式会社代表取締役。東京地方裁判所鑑定委員。桐蔭横浜大学法学部客員教授

書籍内容

家賃に3章を使い説明し、最後の第4章で地代評価の説明があります。家賃は新規家賃、継続家賃、収益家賃の3つからなり、それぞれの鑑定評価手法について、具体的な設例を用いて記載があります。

著者は裁判鑑定を長く手掛けていることもあり、訴訟の場でどこが論点になるか、どこが間違いやすいのかについても言及されているところが他の書籍と大きく異なります。特に第3章の収益家賃については、「店舗の売上高と家賃の割合」、「工場の製品売上高と家賃の割合」などのなかなか面白い論点の話しも出てきます。

まとめ

著者のホームページ内のコンテンツである鑑定コラムは鑑定士の間でも人気の高いコンテンツであり、鑑定について検索すると鑑定コラムにたどり着くこともたびたびあります。2016年にも家賃評価について言及したコラムもあるのでリンクを貼っておきます。

1433) 継続賃料固有の価格形成要因

1458)賃貸事業分析法には減価償却費が必要である

実はこの書籍、絶版されているんですがamazonではまだ販売がされているようです。ニッチな産業の実務書はすぐに絶版されちゃうので、発行後に買わないと入手できなくなっちゃいますね。

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