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不動産の仲介、コンサルに関する資格

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不動産を扱う資格にはどんなものがあるのでしょうか。今回は不動産の仲介、コンサルに関する資格をまとめてみました。適宜修正・加筆していきたいと思います。

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宅地建物取引士(国家資格)

宅建士の説明です。

宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)/略称:宅建士(たっけんし)とは、宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者であり、宅地建物取引業者(一般にいう不動産会社)が行う、宅地又は建物の売買、交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引法務の専門家である。

引用 wikipedia|宅地建物取引士

通称「宅建士」です。平成27年4月までは宅地建物取引主任者だったものが、制度が若干変更されて今の宅地建物取引士となっています。たっけん。という名称でお馴染みの資格ですね。

宅地建物取引業者は、専任の宅地建物取引士を一定数置かなければいけないという規定があることから、不動産屋さんには必須の資格となっています。

試験は国土交通大臣が指定した指定試験期間が行うこととなっており、昭和63年度から一般財団法人不動産適正取引推進機構がすべての都道府県知事の委任を受け実施しています。

URL 一般財団法人不動産適正取引推進機構

不動産仲介士(民間資格)

日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会(日本RSP協会)が認定する民間資格です。

不動産仲介士とは

  1. 「不動産仲介士®」は、お客様の立場で見て、考え、行動します。
  2. 「不動産仲介士®」は、「常に、学び、研鑽し、向上します。」
  3. 「不動産仲介士®」は、お客様へ高品質のサービスを提供します。
  4. 「日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会」は、真の不動産実務者を育成、支援します。

引用 日本RSP協会|資格について

宅建(宅地建物取引士)との差別化がよく分かりませんが、宅建では真の実務者を養成することができないので、真の実務者養成のために認定する資格のようです。

URL 日本RSP協会|資格について

公認不動産コンサルティングマスター

公益財団法人不動産流通推進センター(旧不動産流通近代化センター)が認定する民間資格です。旧不動産コンサルティング技能登録者の名称の方がまだ有名なのかもしれません。

平成25年1月より名称がかわり公認不動産コンサルティングマスターとなっています。

不動産コンサルティングを行うために必要な知識及び技能に関する試験を行い、合格後一定の要件を満たした方を「公認 不動産コンサルティングマスター」として登録(認定)することにより、不動産コンサルティングに関する一定水準の知識及び技能を有していることを証明する事業を行っています。

引用 不動産コンサルティング技能試験・登録事業

受験資格があり、宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士等であることが要件となります。宅建士等が更なる知識向上や周辺分野での活躍のために当資格を取得するケースが多いですね。

URL 不動産コンサルティング技能試験




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