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不動産市況も好況。都市部の億ションは供給が増加傾向

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東京カンテイさんの調査で”億ション”の供給動向の調査があります。先日首都圏、関西、中部に分かれてその調査が発表されていました。

詳しい内容は東京カンテイの調査を見ていただくとして、感想のようなものを書いていきたいと思います。

首都圏の億ション

URL:東京カンテイ|全国の”億ション”最新事情2016・首都圏

全国の中で最も億ションが多い都道府県はもちろん東京都、総戸数は分かりませんが、2015年の供給戸数の中で億ションの割合がもっとも多いのは港区のようです。港区のウォーターフロントの最上階のマンション。憧れますね。昔仕事でそのようなマンションに入ったことがあるんですが、すごすぎて絶句でした。資格を持っているとはいえ、こんなマンションと縁がない私が評価しちゃって良いの?と思ったほどでした。

2014年に比べて億ションの供給戸数は増加、平均価格も1億6000万円くらいと昨年より3000万円強高くなっているようですね。

横浜ベイエリアにも億ションは多いようで、2014年は一桁の供給戸数だったようですが、2015年には3桁の供給戸数に跳ね上がっています。景気が良いですね。

近畿圏の億ション

URL:東京カンテイ|全国の”億ション”最新事情2016・近畿圏

近畿圏の億ションは首都圏に比べると10分の1程度の供給戸数がないんですね。2015年は182戸でした。中でも面白いと思ったのが、大阪一極集中ではなく、兵庫県にも多いこと。そして近畿圏では京都府が最も億ションの供給戸数が多い。ことが意外でした。

兵庫県は芦屋市などの名声の高い地域もありますので納得ですね。2013年や2014年のデータを見てみても、大阪府が供給トップだった年はありません。2012年は兵庫県、2013年は京都府、2014年は兵庫県、2015年は京都府が供給トップです。

近畿圏に住んでいる方からしたら常識なんでしょうか?外からみてみると意外な感じがしますね。

中部圏の億ション

URL:東京カンテイ|全国の”億ション”最新事情2016・中部圏

愛知県の億ション供給戸数も2014年の8戸から2015年の39戸に増加しています。平均価格は1億4000万円と首都圏・近畿圏に比べると1000~2000万円低いですね。坪単価ももちろん他の2地域に比べると安いです。

リニア新駅の影響もあり、名古屋駅東側で大規模タワーマンションが分譲されているようです。名古屋市といえば東部の地下鉄東山線沿線が高級住宅地というイメージがあったんですが、商業地だけでなく住宅地も名古屋駅近郊に人気が移行しているっていうことでしょうか。

三重県や静岡県でも2戸程度億ションの供給があったのは意外ですね。

まとめ

2008年以降に分譲された億ションで最も高かったのは東京都渋谷区のラヴィアンパレス松濤です。その平均価格は何と4億9800万円。ほぼ5億円です。坪単価では東京都港区のパークコート赤坂檜町ザタワーが坪983万円だったようですね。

東京カンテイはマンションデータや住宅地データの面白い分析を発表しています。昔発表されていた特集としてはマンション価格の年収倍率なんてものも面白かったです。都道府県別に資料がまとめられているので地方圏に住んでいても参考になります。

URL:東京カンテイ|都道府県別 新築・中古マンションの年収倍率2014新築

参考:東京カンテイ|カンテイアイ特集

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