こんにちは。不動産鑑定士のreatipsです。長い夏休みを取っており、更新もあまりしていませんでした。
この夏休みは本をたくさん読みました。不動産関連や鑑定評価に関する本も読みましたが、この夏で一番読んで面白かった本は、「キングダム」というマンガでした。
キングダム
キングダムとは原泰久さんによる連載漫画で、ヤングジャンプで今も連載中のマンガです。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信(しん)と後の始皇帝となる秦国の王・政(せい)の活躍を中心に、戦乱の世を描いたものです。
春秋戦国時代やそのあとの三国時代を題材としているマンガは多いですね。横山光輝さんの史記や三国志などは読んだ人も多いんじゃないでしょうか。
史記は学生時代に読んだんですが、漢文などで取り上げられる話が多かったので、高校1年生くらいで読んでおくと受験勉強の下地にも役立つと思います。
キングダムは以前テレビ朝日のあめと~くで、「キングダム芸人」が取り上げられてからずっと読んでみたかったんですよね。しかしもう既に41巻まで発行されているということもあってまとまった時間がなくあと伸ばしになっていました。
あめとーく放送後はマンガのキングダムが書店で売り切れるなどの影響があったようですね。
歴史などの背景に忠実
歴史考察がしっかりしているので、歴史やその時代の政治についての勉強にもなります。中国の歴史上の武人もたくさん出てきます。人間関係やその人の生きざまなど、お手軽に学べるのはありがたいですね。
もちろんエンターテインメントなので、色々と盛ったりしていることはあると思いますが、リアリティーとエンターテインメントのバランスが良いので飽きることなく読み進めることができました。
キャラクターの魅力がこのマンガの最大のウリ!
漫画を読んで一番わくわくとしたのが、登場するキャラクターが魅力的なことです。圧倒的な武力を誇る将軍や、いくつもの策をめぐらす知力で勝負する側近、女性もとっても魅力的です。
もう作中では死んでしまったんですが、「王騎」は本当にかっこよかったです。はじめに登場したときは、「何このおネエみたいな、おばさんのようなおじさん」と感じてしまったんですが、読み進めるうちにどんどん虜になっていきました。
顔もキモイのになんでこんなに魅力的なんでしょうか。
読後感
41冊もあったんですが、2日でさくっと読み終えてしまいました。史実を重視していることもあって、好きだったキャラクターもさくっと殺されてしまいます。そんなところもキャラクターの魅力を引き立てている要因なんでしょうか。
あんまり内容に触れると今後読む人の迷惑になってしまうかと思って、ほとんど書きませんでしたが、最近読んだマンガでは断トツの面白さでした。大河ドラマは毎週欠かさず見てる!なんていう層には、特におすすめできるかな?と思います。
外はまだまだ暑いですし、クーラーの効いた部屋で黙々とマンガを読みふけるってのもいかがでしょう。
最近、本はほとんど電子書籍を買っています。キングダムのような大量に出ている本をまとめ買いするなら、kindleを買ってタブレットで読むのもおススメです。
不動産鑑定のような専門書も電子書籍でも出してくれると良いんですけどね。
ヤングジャンプの公式ホームページからは第1話の試し読みをすることもできます。
URL:ヤングジャンプ|キングダム