不動産鑑定士の登録者数は平成27年1月1日現在で4,828人となっており、その3割超(1,532人)が東京で勤務しています。
絶対数が少ないこともありblogを運営している人も少なく、にほんブログ村というブログランキングに登録している不動産鑑定士の数は50しかいません。
士業のブログ運営者数
- 税理士:752
- 社会保険労務士:758人
- 行政書士:1226人
- 公認会計士:234人
- 司法書士:437人
- 弁護士371人
実務に役立つ不動産鑑定士界隈のブログをまとめて紹介していきたいと思います。
BLOG紹介
紹介していくblogは日頃自分がよく見ているものと、当サイトをはじめるに当たってブログランキングなどで上位に入っていることからチェックしたblogです。
気になるBLOG、紹介したいBLOGが増えたらその都度更新しています。
鑑定コラム(田原都市鑑定)
URL 鑑定コラム
BLOG紹介と書いておきながら最初からblogではなくて恐縮なんですが、業界のご意見番的な位置づけをもつサイトなので外すわけにはいきません。
2002年から自身のホームページ内でコラムを公表しています。2015年の投稿件数は132件となっていることから3日に1つは書かれていますね。内容は鑑定評価実務からはじまり、企業合併や金融政策などの多岐にわたります。特に賃料関係のコラムには定評があり、氏の執筆した書籍は鑑定士なら手元に置いてある方も多いんじゃないでしょうか。
171記事目で5万アクセス達成とのことです。期間にして2年半、本ブログもあやかりたいものです。
つかさ不動産鑑定事務所「社員の言いたい放題!」ブログ
URL つかさ不動産鑑定事務所「社員の言いたい放題!」ブログ
にほんブログ村のブログランキング(不動産鑑定士)でも不動の一位を継続して取得しているブログです。私もずいぶんと昔からブログを愛読していますが、2005年6月から始められていたんですね。10年も続けるなんてすごいです。
内容は実務的な話しはほとんどありません。現地調査の際の写真や事務所内のガーデニング、水槽の様子を面白おかしく書かれているブログです。何かを知りたいときに読むっていう漢字ではありませんが、休憩時なんかには最適です。
不動産鑑定・コンサルティングのあかつき鑑定
先ほどのブログランキングで2位のブログです。"東京の不動産鑑定士です。借地権、立退料、地代家賃継続賃料等不動産鑑定評価の話題を書き綴ります。"とも書いてあるとおり、実務よりの話題が多いブログになります。図表も多く実務関係の調べごとをするのにも参考になります。
不動産鑑定士 鈴木良子の公式ブログ
ちょっと前まではブログランキング2位だったんですが、今見てみたら5位に落ちていました。ちなみに氏を含め、上の現1位、2位のブログ運営者さんは東京都不動産鑑定士協会の広報委員会の委員もやられているみたいですね。ネットを重視した広報活動を行っていくという方針なんでしょうか。
女性が運営されているブログなだけあって内容もキラキラしたものもありますが、ほとんどはお堅い内容のものです。最近はテレビへにも出演されているらしく、その様子も書かれていました。
内藤事務所有限会社
URL 内藤事務所有限会社
今までのブログは全部東京都の方が運営されているものだったので、地方のものもということで長野県の方のブログもピックアップしてみました。ホームページ内でコラム形式で色々なことを書き綴られています。
雑誌への寄稿や書籍などで名前を見かけてからブログを拝見するようになったんですが、ブログも内容が充実していてかなり勉強になります。特に土砂災害防止法関係は著作もあることからかなり参考になります。
鑑定雑感 -生半可亭雲散苦斉-
Evaluationから「鑑定雑感」という書籍が発行されています。著者は北海道の堀川裕巳氏。鑑定協会や競売ネットワークなど色々なところでお名前を見かける著名な方ですね。鑑定雑感などを読んでいると、色々な団体の役職を務めながらも、組織にべったりではなく批判的客観的に意見を言われる方なのかなと推察できます。
ブログではなくホームページのコンテンツの一つとして鑑定雑感を一部ネットでも公表されています。内容は読んでいて考えさせられるものばかりですが、問題はそのリンクが分かりづらいこと。1つのテーマにつき5つほどの短編でまとめられていますので、テーマごとのURLをまとめてみました。
内容にはまった方は是非書籍もいかがでしょう。直接販売のみのようですので、直接プログレス社までお申し込みください。
まとめ
とりあえず、よく見ているブログを5つピックアップしてみました。中には10年15年と続けられている方もいますが、ほとんどのブログが1年もせず更新されずにそのまま消えていきます。当サイトも気負わずゆっくりと長く続けていきたいと思います。