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不動産鑑定士パンフレット「私たち不動産鑑定士です」を国土交通省が作成

更新日:

国や鑑定士協会が一生懸命不動産鑑定士のPRをしてくれているようです。

2016-03-08_09h38_24

先日、鑑定士協会が不動産鑑定士のPR動画を公募しているという記事を書いたばかりですが、今回は国土交通省が不動産鑑定士のパンフレットを作成してくれましたよっていうお話しです。

不動産鑑定士をPRしよう!学生向け「PR動画コンテスト」開催中

パンフレット

作成してくれたのは国土交通省の土地鑑定員会です。鑑定評価指導室と合わせて鑑定士のお目付け役的な機関ですね。

土地鑑定委員会(とちかんていいいんかい)は、日本の国土交通省の審議会等の一つ。国土交通省設置法第6条に基づき設置された機関である。

現在の委員(赤字は委員長)
清常 智之:土地鑑定委員会常勤委員
井出 多加子:成蹊大学 経済学部教授
小津 稚加子:九州大学大学院 経済学研究院准教授
亀島 祝子:東急不動産(株)事業創造本部 法人営業部 鑑定企画室室長
河合 芳樹:(一財)日本不動産研究所顧問
森田 修:東京大学大学院 法学政治学研究科教授
若﨑 周:(株)立地評価研究所 代表取締役

最近は不動産鑑定士試験の見直しも検討しているようで、不動産鑑定士全員に対してアンケート調査を実施していましたね。

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URL:国土交通省|不動産鑑定士に関するアンケート調査

パンフレットの構成は次のような感じです。

  • 不動産鑑定士って、こんな仕事です。
  • 【座談会】若手鑑定士が本音で語る不動産鑑定士って「○○○」
  • 【インタビュー】不動産鑑定士の「今」と「これから」
  • 不動産鑑定士までの道
  • 不動産鑑定士Q&A

若手の座談会は地方鑑定士や信託銀行、大手鑑定業者の4人による座談会です。なんだかエリート臭の強い方々を採用していますね。これはかなりのイメージアップになりそうです。男2人、女2人の構成ですが、実際の鑑定士の女性比率は1割に満たないんじゃないでしょうか。鑑定士になるとお役所の色々な委員に任命されることも多いんですが、女性の方が委員に指名されやすいです。役所は色々なところで女性の比率を高めるのに必死ですからね。

これも一種の逆差別のようなものです。

鑑定士のインタビューは成功された方々のインタビューなので、これが不動産鑑定士の像だと考えられちゃうとちょっと困りますね。ほとんどの鑑定士はもっと貧しいですし、仕事も泥臭いです。

まとめ

中央の考えはよく分かりませんが、鑑定士試験の見直しも含め不動産鑑定士のPRが流行りのようです。弁護士試験の見直しのときのように、試験を簡単にすることによって弁護士の増大、仕事(パイ)は限られているので食えない若手も増大。なんてことにならないように願うばかりです。

鑑定士受験者へのPRも大事かとは思いますが、鑑定評価書を使う部門(公共団体、大手企業)などへのアピールも頑張っていただきたいですし、未だに現実社会にはびこっている鑑定士ではない人による査定書(評価書)の根絶にも力をいれていただきたいですね。

福岡県の不動産鑑定士協会が発行している書籍ですが、単元毎に違う鑑定士が色々な話を書いてくれています。鑑定士に興味がある人だけじゃなく、不動産に興味がある人であれば楽しめる書籍です。

 

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