当サイトでもkindle本を紹介することがあります。
私も断捨離をすすめる一環でKindleの電子書籍の購入を増やしています。専門書ではまだまだ電子化されているものも少ないですが、最近私が購入した「固定資産税を取り戻せ!」などは電子化されており、amazonでKindle版も購入することができます。値段も紙書籍に比べて安いことも多いですし、セールをしているのも電子版書籍の特徴ですね。
マンガを読むこともあるんですが、かさばる紙マンガは最近ほとんど買っておりません。マンガはほぼ全部電子書籍(キンドル版)で購入しています。家族が読むときにもデータを共有できますし、色んな面でメリットがあります。
Kindle版電子書籍はiPadやiPhoneでも読むことができますが、長時間本を読むにはちょっと重さがつらいです。1万円を切るモデルからあるので、Kindleという電子書籍リーダーを購入するのが良いです。
今販売されているKindleは現在4種類。ではどれを購入すれば良いんでしょうか?
Kindleの種類
現在発売されているKindleの種類は次のとおり4つ。上のものほど廉価版で、下に行くほど高価に高性能になります。
最上位機種は「Kindle Oasis (キンドル オアシス)」です。
- Kindle (キンドル)
- Kindle Paperwhite (キンドル ペーパーホワイト)
- Kindle Voyage (キンドル ボヤージ)
- Kindle Oasis (キンドル オアシス)
Kindle Paperwhite (キンドル ペーパーホワイト)に派生したモデルとして、マンガに特化した「Kindle Paperwhiteマンガモデル」もあります。
本体サイズは種類によって若干異なるものの、ディスプレイサイズは共通の6インチ。iPad mini 4のディスプレイサイズが7.9インチなので、2まわり小さくしたものがKindleの共通サイズです。
ではもっともお求めやすいKindleから紹介していきましょう。
Kindle (キンドル)
Kindle (キンドル)のメリット
無印Kindleの長所はなんといってもその価格です。8980円の設定なので1万円を切っています。
もう一つの長所は軽さ。最上位機種のKindle Oasisには軽さナンバー1を譲るものの、Kindleファミリーの中で2番目に軽い161gです。
Kindle (キンドル)のデメリット
デメリットは解像度の低さ。解像度は167ppiです。167ppiといってもピンとこないかも知れませんが、初代iPhoneが163ppiと同程度なんです。
初代iPhoneはちょうど10年前の2007年1月にアメリカで発表されたので、10年前のスマホと同じ解像度です。今のiPhoneやiPadは300ppiを超えるのが当たり前になってきているので、かなりざらざらとした見た目です。
もう一つ、致命的な短所は内蔵ライトがない。バックライトが無いということです。本の読みやすさを重視して、Kindleを買おう!と思っているのに、バックライトが無いのでは個人的にはお話しになりません。
明るさが十分な部屋でしかKindleは使わないという方は、これで十分なのかもしれませんが、バックライトの有無は本の読みやすさにかなり影響します。
色は白と黒。黒もかっこいいですが、白も透明感があっておしゃれですね。
Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite のメリット
値段は無印Kindleよりも5,300円高い、14,280円~。しかし、amazonプライムの会員になれば、無印KindleやKindle Paperwhiteは4,000円OFFになります。ほぼ一万円まで安くなるのでかなりバランスが良いと思います。
何よりもうれしいのが、解像度と内蔵ライト有りという2点です。まず解像度から説明すると、167ppiから300ppiに改善されています。iPhone7は解像度が326ppiなので、それに匹敵する解像度になりました。iPad Air 2は264ppiなので、Kindle Paperwhite の方が鮮明な画面になります。
- 解像度|167ppi → 300ppi
そしてもう一つは、内蔵ライトがつきました。LEDの数は4つと、上の上位2機種に比べて少ないですが、問題ない明るさを確保できます。明るさの自動調整機能は付いていませんが、使っていてそんなに問題ないんじゃないかな?と思っています。
Kindle Paperwhite のデメリット
デメリットとしては少し重くなって大きさでしょうか。
- 重さ|161g → 205g(Wi-Fiモデル)
iPhone7 Plusが188gなので、それより若干重いぐらいです。kindle4兄弟の中で最も重いのがKindle Paperwhite になります。
Kindle Paperwhite が一番売れている機種
重さというデメリットはあるものの、Kindle Paperwhite が一番売れているKindleになります。確かにバランスが良いんですよね。値段はクーポン込みで1万円程度。バックライトもついて解像度も高い。どれを選ぶ?と聞かれたらとりあえず間違いがないと思うのが、Kindle Paperwhite だと思います。
また、Kindle Paperwhiteには派生バージョンのマンガモデルがあります。
Kindle Paperwhite マンガモデル 32G
マンガモデルと無印 Paperwhite の違いは、まずは容量です。無印 Paperwhite は本体容量が4Gですが、マンガモデルは32G。マンガの場合たくさんの冊数を持ち運べるメリットは大きいです。
その他、次のようなメリットがあります。
参考:amazon|Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル
- 最も売れている電子書籍リーダーKindle Paperwhiteに待望の32GB マンガモデル新登場
- マンガなら約700冊、書籍なら数千冊保存できる、従来と比べて8倍の32GB大容量ストレージ
- 「快速ページターン」でマンガのページめくりが33%スピードアップ
- ピンチ&ズームで小さな吹き出しや細かな描写も簡単に拡大
- 小さな文字もくっきりキレイ。300ppiの高解像度で今まで以上に美しく
- 最新のベストセラーなど豊富な品ぞろえを低価格で。無料で読める名作や人気コミックも
マンガを読むために電子書籍を活用したい人は、「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」一択。と言っても過言ではないかもしれません。
Kindle Voyage
これから紹介していく上位機種はデメリットはほぼ価格のみ。価格の上昇とともに、性能はよくなっていきます。
- 価格|¥8,980 (Kindle) → ¥14,280 (Kindle Paperwhite) → ¥23,980 (Kindle Voyage)
値段はKindle Paperwhiteと比べて10,000円ほど高くなります。
一番の長所は薄さと重さ。そしてKindle Voyage からページめくりボタンが付きます。これ地味に便利なので、1万円プラスというお金を出せるならKindle Voyageも選択肢に入ってくると思います。
- 薄さ|9.1mm → 7.6mm
無印Kindleと Paperwhite は9.1mmでしたが、7.6mmと薄くなりました。iPhoneよりは若干厚いですが、ほぼ同程度の厚さです。薄さに関しては4兄弟の中で一番薄いのが Voyageです。
重さも地味に軽くなっています。
- 重さ|161g (Kindle) → 205g (Kindle Paperwhite) → 180g (Kindle Voyage)
若干といった程度でしょうか。上の数字はWi-Fiモデルの重量を記載しています。
内蔵ライトもLEDが増えて、明るさの自動調整機能が付きます。
- LED|4個 (Kindle Paperwhite) → 6個 (Kindle Voyage)、明るさの自動調整機能付き
Kindle Oasis
Kindle最上位機種が Oasis です。まず、amazonの紹介ページを引用します。
- Kindle史上、最も薄く、最も軽い - 長時間の読書もこれまでにないほど快適に
- ボタンのひとつにいたるまで人間工学に基づいて刷新されたデザイン
- Kindleシリーズ最長のバッテリー駆動時間。付属のバッテリー内蔵レザーカバーで、数か月充電不要(*)
- 300 ppiの高解像度で文字はくっきり美しく。明るい日差しの下でも光の反射を気にせず本物の紙のように読みやすい
- 目に優しい「フロントライト」がさらに進化。LEDを60%多く使用し、さらにスクリーンの明るさが均一に
300 ppiの高解像度はKindle Paperwhite 以降の機種であれば、同じ解像度ですので、Kindle Oasisだけ優れているという訳ではありません。
LEDの数が10個に増えたという性能的なメリットもありますが、この機種で一番優れていると感じるのは、長時間の持ちやすさと見やすさに徹底的にこだわっているということでしょうか。
ボタンのひとつにいたるまで人間工学に基づいて刷新されたデザイン
このコンセプトによって、薄さも最も薄くなっています。しかも薄さが均一ではなく、片手で持つ部分にはそれなりの厚みを残しています。
手で持っている図もありました。
また目の疲れを軽減するという意味で、ライトの仕様も変更されています。通常のKindleのバックライトとは異なり、フロントライトにすることによって、直接目に向かって光を照射しないつくりとなっています。数か月充電なしで見れる(1日30分使用)と言われるバッテリーと相まって、何時間でも本を読めるような作りになっています。
重さも最軽量です。
- 重さ|131g(Wi-Fiモデル)
電子書籍を日常的にハードに読むという人にとっては最適のKindleかもしれません。35,980円~と高いですけどね。
まとめ
お金に糸目をつけない!という方にはKindle Oasisをおススメしますが、一番バランスが良いと感じているのはKindle Paperwhiteです。一番売れているモデルはやはり理由があるんだと思います。
また3Gモデルもありますが、個人的には必要なしで良いかな?と感じています。最大数千冊の書籍をKindle本体にダウンロードすることができるので、家などのWi-Fi環境下で本をダウンロードしておけば、外出先で困るなんてことはほとんどないんですよね。
もしどうしても今すぐに読みたい!という書籍があったら、iPhoneなどのスマホで読めばいいだけです。
Kindleの比較記事を書きましたが、本家amazonに買いてある一覧図が一番分かりやすいかと思います。Kindleページの下のほうへいくと下のような比較一覧図がありますので是非参考にしてみてください。