「正直不動産」という漫画が面白いよと聞いて、買って読んでみました。
営業成績ナンバーワンの不動産マンが主人公。嘘は言わないけど、不利になることは隠して家を売りまくっていたが、ある地鎮祭で辛気臭くて客の印象が悪くなるとぶち壊した石碑が原因で?本当のことしか言えなくなってしまった。これまでは客に隠していた事実もペラペラ喋ってしまうようになって…どうなる!みたいな感じ
嘘八百とまでは言いませんが、セールストークがものをいう不動産営業。
通常不動産業界では、「千に三つくらいしか話がまとまらない」という意味で、センミツという言葉を使いますが、主人公である永瀬のセンミツはちょっと意味が違います。
千の言葉の中に、真実はたった三つってことだ。
そんな、嘘ばかりで営業成績トップになっていた永瀬が、ひょんなことから嘘のつけない身体になってしまいます。
タイトルにもあるように「正直不動産」とは、嘘をつかず、本当のことだけを話す不動産屋ということです。セールストークもなしに、主人公永瀬がどのように不動産営業をおこなっていくのか、ライバルも登場してくるので、ライバルとの熱い戦いも見逃せません。
おとり営業など、不動産業界のグレーな部分にも触れられているので、業界研究にも使えるんじゃないでしょうか。
第一話は無料で読むこともできますので、気になった方は是非読んでみてください。
URL 「正直不動産」第一話、試し読み
「正直不動産」第1巻の目次
- 敷金・礼金泥棒(前編)
- 敷金・礼金泥棒(後編)
- 囲い込み(前編)
- 囲い込み(後編)
- 店舗契約(前編)
- 囲い込み(後編)
- 新・中間省略登記(前編)
不動産業界のことをよく調べてあるなーって思っていたら、原作は有名なマンガクロサギ(詐欺を題材にしたマンガ)の夏原武さんのようです。
クロサギもドラマ化されましたし、波に乗ればドラマにもなりそうな感じがしますね。