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書籍紹介

初学者向け不動産実務を学ぶための書籍5冊 2017

更新日:



先日学生時代の友人から久しぶりに電話がありました。

話を聞いてみると、他業種から不動産業界に転職したとのこと。全く不動産のことが分からないので、初めてでも分かる不動産の本を教えて欲しい!とのことでした。私も初学者向けの書籍はさすがにもうあまり購入しなくなったのですが、そこは知り合いの頼み。分かりやすい書籍を調べてみました。

ブログを読んでくださっている方の中にも不動産初学者の方がいらっしゃるはず。参考になればと思い、記事にしてみました。

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不動産実務百科Q&A (第18版)

私も不動産業界に入ったころに購入した一冊。数年おきに新しい版を発行してくれるので、情報が古くならずに助かります。不動産の登記・売買・賃貸借・行政法規・証券化・税務等について網羅的に書かれていることから、一冊手元に置いておくと非常に便利な本です。

一冊を読み込むという使い方はしていませんが、困ったときに読み解くには最適の本です。

不動産実務百科Q&A (第18版)

不動産実務百科Q&A (第18版)

杉本 幸雄
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著者 杉本 幸雄
出版社 清文社
単行本 554ページ
発売日 2015年7月

わかりやすい不動産登記簿の見方・読み方

不動産実務百科Q&Aにも全部事項証明書(不動産登記)の説明はあります。日ごろの業務だけを考えるなら不動産実務百科Q&Aの知識だけ覚えておけばほとんど対応可能なのですが、仕事をしているとそれだけでは足りない細かい知識が必要になります。

登記を調べていて分からなかったことに遭遇したとき、辞書的に役に立つのがこの書籍です。悩んだことはだいたい載っています。

内容紹介

登記簿(登記事項証明書)にはどのように権利等が記載されるか、記載された内容から何がわかるかを、多数の記載例を掲げて、わかりやすく解説。土地区画整理や破産に関する記載例まで収録し、不動産登記に関わる専門家も必携の一冊。

目次 : 第1章 総論/ 第2章 表題部の見方/ 第3章 甲区欄(所有権)の見方/ 第4章 乙区欄(所有権以外の権利)の見方/ 第5章 区分建物(マンション)に関する登記/ 第6章 土地区画整理に関する登記/ 第7章 破産に関する登記

著者 日本法令不動産登記研究会
出版社 日本法令
単行本 351ページ
発行日 2010年8月
4訂版 わかりやすい不動産登記簿の見方・読み方

4訂版 わかりやすい不動産登記簿の見方・読み方

6,750円(11/21 07:28時点)
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2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ

上の2冊は正直、厚さもあり数百ページの読み応えのある書籍です。もっと軽く、不動産についてのさわりをまずは学びたいという方にお勧めなのが、「2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ」です。

不動産についての知識が全く無い状態だと2時間は正直厳しいかと思いますが、不動産に日ごろ触れている私は1時間もあれば読んでしまいました。帯には「不動産業・建設業の新人さん、不動産に投資したい人、大家さん、銀行員に向けて書きました。」と書かれていたので、全くの初学者向けに書かれています。

帯に書かれているように、不動産業に従事している人にも参考になりますが、マイホームを考えている人、銀行員で不動産の知識が必要となった方など、幅広い初学者の方にお勧めできる本です。

2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ

2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ

畑中学
1,050円(11/21 07:28時点)
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著者 畑中学
出版社 かんき出版
単行本 255ページ
発行日 2016年6月

同出版社では類書も発行しており、不動産の税金を学べる本もでています。

2時間で丸わかり 不動産の税金の基本を学ぶ

2時間で丸わかり 不動産の税金の基本を学ぶ

吉澤 大
1,100円(11/21 11:53時点)
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ベーシック不動産実務ガイド

不動産従事者向けの実務本。

不動産ビジネスに踏み出す人の入門テキストという位置付け。内容は、不動産の調査、不動産の取引、不動産の評価、不動産と企業会計、不動産と税務、不動産の証券化など多岐にわたります。

調査や取引だけでなく、会計知識、証券化なども含まれているところが特徴でしょうか。不動産そのものだけでなく、周辺領域の知識とあわせて勉強したい方向けの書籍です。不動産従事者でもより広い知識が欲しい!という方ですね。

東京都不動産鑑定士協会が編著として参加しているところからも分かるとおり、ややマニアックな造りとなっています。

ベーシック不動産実務ガイド(第2版)

ベーシック不動産実務ガイド(第2版)

3,960円(11/21 07:28時点)
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著者 山野目 章夫
出版社 (株)中央経済社
単行本 396ページ
発行日 2015年12月

不動産がもっと好きになる本=不動産学入門= (これ一冊で基本がわかる)

発行しているのはプログレス。あんまり聞きなれない出版社ですが、不動産鑑定に関する書籍を多数発行している出版社です。著者の森島 義博さんも不動産鑑定士で数々の不動産鑑定評価に関する本、不動産実務に関する本を書かれています。

多分著者の本の中では一番易しい、初学者向けの書籍です。

不動産実務に精通したエキスパートがフレッシュマンに贈る必読の教科書!!これ1冊で基本がわかる!

不動産を学ぶ人、不動産の仕事をする人が知っておきたい不動産に関する⑮のテーマをわかりやすく解説してあります。

不動産がもっと好きになる本=不動産学入門= (これ一冊で基本がわかる)

不動産がもっと好きになる本=不動産学入門= (これ一冊で基本がわかる)

森島 義博
2,640円(11/21 19:04時点)
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著者 森島 義博
出版社 プログレス
単行本 232ページ
発行日 2013年1月

著者の本でもう少し学習したいという方には次の本もおススメです。

実践不動産学教科書

実践不動産学教科書

森島 義博
6,600円(11/21 19:04時点)
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まとめ

不動産を学ぶための5冊。いかがだったでしょうか。不動産について何もわからない状態で簡単なものを読みたい!という方には、「2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ」がとりあえずおススメです。基本的な知識を入れてから他の本を読み始めるとスムーズに読み進められるかと思います。

2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ

2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ

畑中学
1,050円(11/21 07:28時点)
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