日本不動産鑑定士協会連合会が募集していた不動産鑑定士PR動画コンテストですが、結果発表がありました。
過去記事 不動産鑑定士をPRしよう!学生向け「PR動画コンテスト」開催中
学生を対象とした「PR動画コンテスト」を開催しましたところ、全国の大学、専門学校、高校から30編の作品の応募をいただきました。
厳正な審査を経て入賞作品を決定し、昨日(23日)の第52回総会の懇親会にて表彰式を行いましたので報告いたします。
最優秀賞
最優秀賞に輝いたのは千葉工業大学。賞金10万円獲得です。
優秀賞
優秀賞は沖縄県立芸術大学、東北大学+東北工業大学、日本大学の3団体。賞金は各5万円です。
沖縄県立芸術大学
東北大学+東北工業大学
日本大学
特別賞
特別賞として会長賞と広報委員長賞を2団体が受賞しました。
会長賞
会長賞を受賞したのは長岡造形大学、賞金3万円を獲得です。
広報委員長賞
広報委員長賞は唯一の高校生の受賞です。賞金3万円を獲得。
東京都立工芸高校
まとめ
不動産鑑定士受験者が減少しています。特に若年層の合格者が減っているということで企画されたのがこのPR動画と聞いています。若年層をターゲットということで応募資格も学生に限られていました。
色んな試みを試すのは良いことかと思いますが、正直企画倒れかな?という気がしないでもありませんでしたね。
受賞作品はyoutubeにアップされているものの、アップされて3日で視聴回数は平均して30回程度。有名なユーチューバ―なる人に30万くらい払って一本動画作ってアップしてもらった方が見てもらえたんじゃないの?なんて思ったりしました。
このPR動画コンテストに応募してくれた大学も不動産鑑定士を受験する層とはちょっと違う大学が半分程度でしたしね。このPR動画をきっかけに不動産鑑定士を受けてくれる又は発注者になってくれる人が一人でもいれば御の字といったところでしょうか。
受験者が増大する一番の特効薬は不動産鑑定士の平均年収をあげることなんじゃないかって本気で思っていますが、ビンボー鑑定士が増えるこのご時世ではなかなか難しそうですね。