日本不動産鑑定士協会連合会が主催する「不動産鑑定士のPR動画コンテスト」ですが、昨年に引き続き、2017年も開催されるようです。
参考:不動産鑑定士をPRしよう!学生向け「PR動画コンテスト」開催中
他の士業も同じような傾向と聞きますが、不動産鑑定士も高齢化が高速ですすんでいます。優秀な若年層を取り込みたい!ということで色々な対策を国土交通省や鑑定士協会は行っていますね。
昨年盛り上がったんだかどうだかは分かりませんが、PR動画コンテストが今年も開催されるとのことです。
URL:連合会|第2回 不動産鑑定士PR動画コンテストを実施します!
左が前回(平成28年)のもので、右が今回(平成29年)のものです。前回、フライヤーが野暮ったくて、事務員さんがwordかなんかでしこしこ作ったのかな?と思わせるものだったんですが、今回はきちんとしたものができましたね。
フライヤーが野暮ったいと審査する側のセンスはどーよ。なんて思われてしまい兼ねないので良かったです。
PR動画コンテスト実施要項
主催
公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会
テーマ
「不動産鑑定士になろう!」
目的
不動産鑑定士とは、不動産に関するわが国最高峰の国家資格です。
しかし、近年は受験生が減少し、合格者の高齢化が進んでいます。その最大の原因は、世間における不動産鑑定士の認知度が不足していることにあります。とくに若年層に向けて不動産鑑定士をPRするためには、学生の斬新な発想が必要です。
そこで、学生を対象に30秒以内で不動産鑑定士をPRする動画を募集し、入選作品をホームペジで公表するなどしてPR活動に活用したいと考えています。
応募資格
学生(大学生、専門学校生、高校生)
応募方法
応募期間:平成29年5月22日(月)必着
表彰
最優秀賞(1作品)10万円、優秀賞(3作品)5万円
その他
その他詳細については下のURLからご確認ください
URL:PR動画コンテスト実施要項
昨年(2016年)の動画はどうだった?
昨年の受賞結果については下の記事にまとめてあります。
賞金を払ってこの事業を行っているわけですが、気になるのは視聴回数。どのぐらい動画が再生されたのでしょうか?視聴回数を調べてみました。
最優秀賞|千葉工業大学
賞金は10万円でした。
視聴回数:326回(1ビュー当たり306円)
優秀賞|沖縄県立芸術大学
賞金は3万円でした。
視聴回数:152回(1ビュー当たり197円)
優秀賞|東北大学+東北工業大学
賞金は3万円でした。
視聴回数:206回(1ビュー当たり145円)
優秀賞|日本大学
賞金は3万円でした。
視聴回数:188回(1ビュー当たり160円)
特別賞 会長賞|長岡造形大学
賞金は3万円でした。
視聴回数:163回(1ビュー当たり184円)
特別賞 広報委員長賞|東京都立工芸高校
賞金は3万円でした。
視聴回数:260回(1ビュー当たり115円)
まとめ
かつての民主党が行っていた事業仕分けを行うとすると、間違いなく見直しの対象となるような事業じゃないでしょうか。
再生回数の中には応募した学校や連合会など内部の人々が多く含まれていることを考えると、第三者でPR動画を再生した人って半分?4分の1?100人もいるの?って感じだと思います。
PR動画の第2回の開催を決定した人々はどのぐらい再生されているかをきちんと調べたんでしょうか?PR動画の効果の無さに、調べてみて驚いてしまいました。