高齢化が進むにつれて増えてきているのが斎場です。私が住んでいる地域でも最近は落ち着いてきていますが、一時期建設ラッシュというくらいに斎場が増えました。
この斎場という言葉、神道での用法では、恒常的に設置されている神社のほか、その他の祭祀・儀式を行う場のことをいうようですが、現在では葬儀(葬式)を行う施設のことを指します。
斎場(さいじょう)とは、
儀式が行われる場所。本来神道用語で、祭祀・儀式を行う場所を意味した。
現代の日本では転じて主に葬儀(葬式)を行える施設を指す。引用:wikipedia|斎場
斎場ですが、ちまたには色々な呼び名があって、メモリアルホールやらシティーホール、ファミリーホールと様々な名前で呼ばれていますね。
斎場の稼働率
私も斎場の建物のみの評価を行ったことがあるんですが、もし事業収益をやるとしたら稼働率が気になりますね。先日テレビでやっていたんですが、斎場の稼働率は一般的に10~20%程度のようです。
斎場の稼働率は10~20%
ネットで予約できる葬儀会社を取り上げた番組だったんですが、その葬儀会社は斎場を持っていないんですよね。ではどこで葬儀を行うか。巷にある斎場をレンタルして行うようなんです。斎場の稼働率は前述のとおり高くありません。ですので貸す側の葬儀会社でも空いた時間でお金を得られるなら。ということでウィンウィンのようです。
そもそも10~20%の稼働率で商売が成り立つっていうことは、単価がかなり高いっていうことですよね。単価を安くして稼働率を上げるっていうことにはならないんでしょうかね。地場でやっている葬儀会社としては価格競争に持ち込むのは嫌だっていうことでしょうか。
どこの業界も同じですね。
まとめ
葬儀場の事業収益をやることってほとんどないかと思いますが、稼働率は覚えておくと何かの役にたつかもしれません。葬儀場も増えすぎた感があるので、葬儀場の経営も結構厳しそうです。そもそも斎場としての利用が最有効利用なのかの判断からはじめないと危険ですね。
話しは変わりますが、ネットでの葬式予約。パック料金で一律○○万円!とうたっているのに、追加料金で数十万円請求された。などという問題も発生しているようです。鑑定評価もそうですが、安くやってくれるところには裏がある。そんなこともあるようですね。
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