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宅建試験2018の解答速報と合格ボーダーライン情報(H30年)

更新日:



宅建試験2018年が10月21日(日)に行われました。

簡単にですが宅建試験2018の解答速報と合格ボーダーライン情報をまとめておきたいと思います。

宅建試験合格ボーダーライン情報

合格点のボーダーラインは大手資格の学校が独自で予想して公表しています。

学校名 合格ボーダーライン
LEC 35~37点
TAC 35~37点
資格の大原 35~36点
フォーサイト 35~37点
日建学院 36~38点

大手資格の学校の予想では上のとおりとなっています。

35点だとぎりぎり。37~38点あれば合格確実な圏域

といったところでしょうか。

実際の宅建試験のボーダーライン(合否判定基準)

追記

12月3日に合格発表が行われ合格点は37点以上でした。大手資格の予備校の予想は概ね当たっていましたが、予想よりも若干厳しめの結果でした。

過去の合格点と合格率の推移

合格点 合格率 合格者
H20年 33点 16.2% 33,946人
H21年 33点 17.9% 34,918人
H22年 36点 15.2% 28,311人
H23年 36点 16.1% 30,391人
H24年 33点 16.7% 32,000人
H25年 33点 15.3% 28,470人
H26年 32点 17.5% 33,670人
H27年 31点 15.4% 30,028人
H28年 35点 15.4% 30,589人
H29年 35点 15.6% 32,644人
H30年 37点 15.6% 33,360人

宅建試験解答速報(2018年)

解答

試験の実施主体である不動産適正取引推進機構から、12月3日の合格発表とともに解答も発表されました。

参考 平成30年度宅地建物取引士資格試験合格者-受験番号-

資格の学校による解答速報

資格の学校大原がtwitterにて解答速報をしていました。

宅建試験の合格発表日

宅建試験の合格発表はH30年12月5日(水曜日)です。

実務が満たない人は宅建実務登録講習

宅建資格を合格してから、宅建士証を得るまでの流れは次のとおり

宅地建物取引士証交付までの流れ

宅地建物取引士資格試験合格 → 都道府県知事の登録 → 宅建士証の交付

しかし宅建試験を合格して、都道府県知事に資格登録をするには3つの要件が必要になります。

登録申請をするための3要件

  • 宅地建物取引士資格試験に合格している
  • 宅地建物取引業の実務経験が申請時から過去10年以内に2年以上ある
  • 宅地建物取引業法第18条第1項各号に掲げる欠格要件に該当しない

詳しい要件は別記事「実務経験なしで宅建士証を得るには?試験合格から宅建士資格登録までの流れ。」で詳細に解説していますが、2年の実務経験が必要になります。

この2年の実務経験がなくても代わる講習を受ければ登録申請をすることが可能です。

それが、宅建登録実務講習です。

宅建登録実務講習は大手の資格予備校などで受講することが可能です。

まだ2018年のスケジュールは発表されていませんが、宅建登録実務講習とはどんなものなのかを書いた記事がありますので、読んでいただけると宅建登録実務講習がいくらぐらいかかるのか、難しいものなのかが分かると思います。

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