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不動産屋さんの物件撮影に適したデジカメは?2016年夏

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不動産屋さんにとって写真は、物件を成約させることができるかどうかの大事な要因の一つとなっています。特に賃貸物件の室内写真などは技術もさることながら、室内撮影に適したカメラで撮影することが必須ですね。

カメラのどこを見て選べば良いのかは過去に書いた記事を参考にしていただければと思います。

参考:不動産の調査に適したカメラは何だ?室内でも屋外でも使えるカメラを知らべてみた。

では早速ですが、2016年夏不動産屋が選ぶべき物件撮影用カメラを選んでみました。2つお勧めするんですが、まずはオリンパスの「T(Tough)シリーズ」TG-870 Toughというカメラです。

オリンパス|STYLUS TG-870 Tough

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STYLUS TG-870 Tough | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス

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2016年 2月26日に発売されたオリンパスのコンパクトデジタルカメラですが、このカメラの売りは”防水・防塵・耐衝撃・耐低温・耐荷重に対応したタフネスデジカメ”です。

過酷なアウトドアシーンに、幅広く対応する「タフカメラ」

過酷なアウトドアシーンをイメージして作られていますので、急な雨やふとした落下、塵の多い工事現場などでの撮影にも適しています。不動産業者や工事現場でも幅広く活躍してくれそうです。

防水は水深15m防水を実現しているので、水滴などはおてのもの。川に落としてしまったりしても問題無しです。

タフ性能では、耐衝撃2.1mと耐荷重100kgfと落下テストも2.1mをクリア、カバンの中で色んな器具にもみくちゃにされてもカメラが壊れることはありません。防塵設計も優秀で、高い気密性で砂やホコリの侵入を防いでくれます。

超広角 21mm×5倍ズーム

物件写真を撮るとき、望遠で撮ることはほとんどありません。必要なのは広角レンズです。広角レンズを使うと一枚で広い範囲が写せるばかりか、部屋を広く見せることができます。”STYLUS TG-870 Tough”は21mmという超広角で撮ることができる唯一のコンパクトカメラです。レンズ交換式の一眼レフカメラであれば14mm~20mmなどの広角レンズが存在しますが、コンパクトカメラでここまで広く写せるカメラはほとんどありません。

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引用:オリンパス|STYLUS TG-870 Tough

外での写真なので少し分かりづらいですが、ここまで広く撮れるんですね。室内で撮影したらより広さを実感できます。

TG-4 Tough

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STYLUS TG-4 Tough | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス

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もう一つおすすめのカメラは同じくオリンパスのコンパクトデジタルカメラ、”STYLUS TG-4 Tough”です。2015年 4月21日発売と、”STYLUS TG-870 Tough”に比べるとやや古い型にはなりますが、TG-870とは別のコンセプトで作られているカメラなので、新しい方が優位とはいえません。

最高の瞬間を逃さないために、さらなる進化を遂げた、タフカメラの頂点に立つTG-4誕生。

TG-870との一番の違いは画質の追及でしょうか。タフネス性は同程度ですが、シャッターチャンスを逃さず高画質で写真を撮るという意味では、”STYLUS TG-4 Tough”が優れています。

明るいF2.0レンズ

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引用:オリンパス|STYLUS TG-4 Tough

明るいレンズとはどういう意味でしょうか。オリンパスのホームページの作例を見て説明していきます。左の写真は暗いレンズ、右の写真は明るいレンズで撮ったものです。明るいレンズで撮った右の写真の方がぶれていませんよね。明るいレンズを使うとブレを減らすことができます。室内では手ブレでブレた写真になりがちですが、明るいレンズを使うことによってきれいな写真をおさめることができます。

タフ性能

これは”STYLUS TG-870 Tough”とほぼ同様なので割愛します。

RAW撮影が可能

これは本格的にカメラを扱ってないと必要のない機能かもしれません。

撮った写真を物件写真としてホームページに掲載する場合、報告書に添付する場合、写真の明るさや色合いなどを修正することが多々あります。これをレタッチと言うのですが、普通のカメラの記録方式”JPEG”ではレタッチをすると画質が劣化してしまうという問題があります。

RAWデータというのは生のデータという意味があり、画質が劣化することなく写真の後処理(レタッチ)をすることができるます。写真を本格的に扱う人であればRAWでしか撮らないほどです。

防水機能が付いたカメラでRAW画像の撮影ができるカメラはほとんどなく、一般的なコンシューマー向けのカメラでは”STYLUS TG-4 Tough”が唯一といっても良いほどです。

では2つのカメラ、どっちを選ぶ?

2つの特徴を少しまとめてみました。

メーカーOLYMPUSOLYMPUS
型番TG-870TG-4
センサー1/2.3型1/2.3型
画角(35mm換算)21-105mm25-100mm
光学ズーム5倍4倍
F値F3.5-F5.7F2.0-F4.9
記録方式JPEGJPEG/RAW
Wi-Fi有り有り
GPS有り有り
有効画素数1600万画素1600万画素
液晶3.0型約92万ドット3.0型46万ドット
バッテリー(制止画)約300枚約380枚
寸法112.9 ? 64.1 ? 27.6111.5?65.9?31.2
重量221g247g
特徴防塵/防水/超広角防塵/防水/F2.0/RAW撮影
発売日02/09/201604/21/2015
参考価格(7/8 価格.com最安)30,820円35,880円

TG-870の優位な点は、超広角ということです。その他は若干重いということはありますが、ほとんど”STYLUS TG-4 Tough”が優位です。

TG-870は21mm、TG-4は25mmですが、一つ裏技があります。

フィッシュアイコンバーター FCON-T01を使う

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フィッシュアイコンバーターというのは別売りのレンズに取り付ける器具のことなんですが、これを取り付けることによって、広角が25mmまでだったのが、約18.5mm(35mmカメラ換算)まで広く撮れるようになります。

参考:オリンパス|フィッシュアイコンバーター FCON-T01

もちろん防水性能も付いていますので、フィッシュアイコンバーターを取り付けたまま水中撮影も可能です。※別売のコンバーターアダプター CLA-T01を装着する必要もあります。

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引用:オリンパス|フィッシュアイコンバーター

まとめ

どうしても持ち物を少なくして、超広角(21mm)を使いたい!という人でなければ、”STYLUS TG-4 Tough”が良いんじゃないでしょうか。フィッシュアイコンバーターを使わなくても25mmと十分広く写すことが可能ですし、もっと広く写したい!というときはコンバーターを使えば良いだけです。

もちろんカメラには手ブレ補正機能が付いていますが、暗いレンズだとそれでもブレた写真を量産しがちです。そんなときは”STYLUS TG-4 Tough”のF2.0という明るいレンズがミスを減らしてくれるでしょう。

そんな訳で不動産実務TIPS的2016年夏おすすめな物件撮影用カメラは”STYLUS TG-4 Tough”でした。

一応不動産のことを書くサイトなのでその視点でカメラを選んでいますが、海や山、キャンプなどのアウトドアシーンを想定しても、”STYLUS TG-4 Tough”は一押しです。今年の夏は防水カメラが欲しいな?って思っている方は選んでおいて間違いなしでしょう。

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