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「ご教授」「ご教示」の使い分け。違いを理解して使っていますか?

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ご教授くださいとご教示くださいの違い

仕事での丁寧なメールに「恐れ入りますがご教示・ご教授ください」などと書くことがありますね。

さて、どのように違うのでしょうか?

ご教示ください・ご教授くださいの意味

ご教示ください・ご教授くださいの意味は、簡単にいえば「教えてください」ということです。

自分の知らないことを、知識のある人・経験のある人に教えてもらうとき、アドバイスを乞うときに使われる用語です。

どちらも話し言葉では使われません。書き言葉として使われる用語で、特にメールなんかで使われることが多いのではないでしょうか。

話し言葉では「教えていただけますか?」などと言うことが多いですね。

ご教授・ご教示の違い

さてここからが本題。「ご教授」「ご教示」はどう違うのでしょうか。どのように使い分ければ良いのでしょうか。

「ご教授」「ご教示」は教えてもらう対象が何かで使い分けます。

ご教授くださいは、学問や技芸(ぎげい)などの専門技術(専門知識でも使われます)のアドバイスを乞うときに使われます。

ご教示くださいは、方法や知識、自分が知らないことを教えてもらうときに使います。

教示には「教え示すこと」、教授には「教え授けること」の意味があります。そのため、教授と教示には違いが生まれてきたんですね。

「ご教授」「ご教示」ですが、知り合いに聞いたらほとんどの人が知りませんでした。

私も気になって調べるまでは何となく使い分けていただけで、きちんとした意味は知りませんでした。

目上の方などによく使う表現なので、間違えずに使いたいですね。

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