不動産を調査するときに欠かせないものとして小学校・中学校の学区の調査があります。
役所など公共団体の窓口で聞いたりはするんですが、ネットで確認できたら便利ですよね。毎年毎年データが更新されているわけではないので使い道は限定的なものとならざるを得ませんが、学区をGoogleマップで確認できる便利なサイトがあるんです。
今日はそんなサイト、「学校教育情報サイトGaccom」を紹介します。
小学校・中学校の学区を調べるサイト「Gaccom」
Gaccom は小中学校の学区を調べるのに最適なサイトです。
URL 学校教育情報サイトGaccom
Gaccomは学校情報も充実
自分の住んでいる地区が、どの小中学校の学区にあるのかを確認するのに便利なGaccomですが、学校情報も充実しています。
制服の有無。給食の有無。からはじまり、ネイティブの英語教師がいるか、タブレット端末による教育が行われているかなどの情報も網羅しています。
下は、東京都品川区の小学校の例をあげてみまsちあ。「将棋部なし」という項目があるのも面白いですね。
学区の更新年度
主に学区の確認のために私は使っていますが、一つだけ注意点があります。それは学区データの更新年度についてです。
記事更新の2018年7月現在、通学区域は2017年度調査によっています。
児童生徒数は2017年度調査、通学区域(学区)は2017年度調査のものです。
・通学区域(学区)は毎年見直しの対象となり、また自治体によっては通学区域以外の学校を選択できる場合(学校選択制等)がございますので、詳細は必ず自治体の教育委員会にお問い合わせください。
・ガッコムが提供している児童生徒数情報や通学区域(学区)情報等に誤りを見つけられた場合、お問い合わせからご連絡お願い致します。
また、最近は入学する小学校・中学校については、学区制度と学校選択制度の2つがあります。
Gaccomで学区が表示されている小学校でも、学校選択制の小学校である場合があります。
Gaccomで実際学区を確認してみる
使い方は簡単、「都道府県→市町村→小中学校名」と検索していくと学区を表示することができます。試しにアクセスランキングがトップだった、「福岡市立当仁小学校」の学区を確認してみましょう。
福岡県→福岡市中央区→福岡市立当仁小学校と選択していきます。
学区マップの表示
小学校を選択すると、次のように学区マップが表示されます。
地図で視覚的に表示されるので、分かりやすいですね。
このように学区を表示できました。Googleマップで表示してくれるので拡大縮小や移動も簡単。ただ先ほどの注意書きが地図下にも記載されていますね。
地図だけではなく、地名での学区確認もできます。
その他、その不動産の住所・郵便番号・現在地からの検索もベータ版ではありますが利用できます。
Gaccom のコミュニティで情報交換
数年前からこのサイト「Gaccom」を利用していますが、非常に便利なサイトです。私は利用していませんが、「コミュニティ」というSNSのような機能もあります。
コミュニティについて
ガッコムは、同じ園・学校にお子様を持つ保護者同士が交流を深めるためのコミュニティを提供しています。
保護者同士で、お子様の不要品の交換や、災害時の安否確認、不審者情報の連絡などができます。
コミュニティは全国の保育園・幼稚園・小学校・中学校ごとに用意されています。同じ園・学校にお子様を持つ保護者だけの交流の場ですので、安心してご利用いただけます。
学区は不動産の購買者層である若い夫婦が最も気にする要因の一つです。不動産の地価も人気の小学校の学区内に入っているかどうかで変わってくる場合も少なくありません。簡単にでも正確に調査したいですね。