家の間取りを手書きする際に使える方眼紙を作成しました。
市販されている方眼紙と異なるのは、四角の一辺の大きさが9.1mmであることです。
家の建物は間尺という変わった基準で建てられていることがほとんどです。
畳のサイズも地域によって様々ですが、長い辺が1間、短い辺が半間(0.5間)となっていることが多いですね。
そのため、方眼紙の四角2つ分で畳が1帖分の大きさとして、使えるように寸法を合わせてあります。
間取りが描ける方眼紙PDFの配布
下の画像は方眼紙の説明用サンプル画像です。
方眼紙の上部には、使いやすいように「日付」「調査者氏名」「物件名」を書き込める欄を設けました
実線の方眼2つ分で1間となりますので、100分の1の縮尺の方眼紙として使えます。
線の色は黒色と灰色の2パターンを作成しました。使っているPDFソフトやプリンターによっては線の濃さが異なって印刷されますので、ご自分の機械で実際に印刷してみて、使いやすい方眼紙をお使いください。
間取りの方眼紙の印刷方法
間尺の間取りの方眼紙を印刷するときは、PDFをダウンロードして印刷していただければと思います。
その際、ページの縮尺(サイズ)を変更しないように注意してください。
縮尺の設定方法はお使いのプリンターによって画面が異なりますが、同じような項目があるかと思います。
「プリンターの余白に合わせる」などを選択してしまうと、やや縮小されて印刷されてしまいます。ご注意ください。
間尺の寸法について
間尺の寸法について、少しまとめておきたいと思います。
1間 = 6尺 = 1.81818…m ≒ 1.82m
1間は1.82m(又は1.818m)という数字がよく使われます。
1尺 = 0.30303030…m ≒ 1.82m
畳のサイズ
畳のサイズは冒頭で「1.82m × 0.91m」つまり、「1間 × 0.5間」と書きました。
しかし、畳の種類には色々あってそれぞれサイズも異なります。
畳の種類とサイズ
- 中京間:1818mm × 909mm = 1.65平米
- 京間:1909mm × 955mm = 1.82平米
- 江戸間:1758mm × 879mm = 1.54平米
- 京間:1697mm × 848mm = 1.44平米
- 六一間:1850mm × 925mm = 1.71平米
畳のサイズについては、別記事「一畳の大きさは何平米(㎡)?畳の種類とサイズをまとめてみました。」にて詳しく解説していますので、もっと細かいことを知りたい方は是非お読みください。
ちなみに、公正取引規約では部屋の間取りに1帖(1畳)と記載するには1.62平米(1.8m × 0.9m)以上必要であると定めています。
公正取引規約
畳の面積:一畳 = 1.62平米以上
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